鈴木人形の伝統
鈴木人形は、1934年、現代の名工・鈴木柳蔵(初代晃隆)により創立された、80余年の歴史と伝統を有した老舗人形工房です。
鈴木柳蔵は、御所人形の名匠・野口光彦の一番弟子として人形製作を習得し、数多くの名品を生み出す一方で、量産ができる美術創作を追求しました。それらの随所には、光彦直伝のエッセンスが融合され、現在も鈴木人形には、当時からの創作魂が脈々と引き継がれています。
鈴木人形には、業界最多となる4名の経済産業大臣認定伝統工芸士が所属し、人形製造における全工程を一貫して自社工房にて行う、国内でも希少な人形工房です。
特に、人形頭製造では、クラフツマン、製品目数、生産量のいずれも日本国内最大級の規模を誇っています。
「常に繊細に、ある時はダイナミックに。」
鈴木人形で創り上げられるすべての人形たちは、鈴木晃隆率いる、国内屈指の匠集団の卓越した技術により、一つ一つ精魂を込めて創られています。
創意工夫の精神で培った技で、時代に愛される人形たちを創り続けること。
創意工夫の精神で培った技で、時代に愛される人形たちを創り続けること。
それは、日本が世界に誇る人形文化を慈しみ、育み続けることであると考えています。