五月人形FAQ
五月人形FAQについて
当社に寄せられる五月人形についてのご質問の中から、特に多いお問い合わせ及びその回答を掲載いたします。
下記内容以外にもご不明な点がありましたら、お問合わせフォームまたはお電話にてお気軽にお尋ねください。
下記内容以外にもご不明な点がありましたら、お問合わせフォームまたはお電話にてお気軽にお尋ねください。
五月人形FAQ(お客様からのよくあるご質問と回答)
A:
端午の「端」には「始め」という意味があり、「午」は数字の「五」と同音であることから「月の始めの五の日」を意味します。
特に季節の変わり目であるこの日に、病気や災難を払おうと、昔から邪気を払う力を持っていると信じられていた菖蒲を軒にさして軒菖蒲、お風呂の中に入れて菖蒲湯、枕に菖蒲を挟んで菖蒲枕などが行われてきました。これらは奈良時代から現在まで続いている端午の節句の奥ゆかしい風習です。
この端午の節句が男の子の祝日となったのは、江戸時代に入ってからです。菖蒲が「武をたっとぶ」という尚武(しょうぶ)と同じ音であることからいかにも男の子の祝いらしいと武家社会に好まれ、旗・差物・幟を門口に飾って、勇ましくお祝いをしたものですが、それが武家ばかりでなく庶民一般にも、この風習が広がっていったのです。
A:
まずは、毛ばたきなどで着物や道具などを丁寧にほこりを払ってください。
まずは、毛ばたきなどで着物や道具などを丁寧にほこりを払ってください。
鎧や兜のメッキ部分には直接手を触れませんようお気を付け下さい。金箔やメッキの部分が変色してしまうことがあります。
雛人形同様、五月人形も湿気を嫌いますので、押入れやクローゼットにしまうときは、出来るだけ高い場所に置いてください。その際は、人形が動かないように紙などを優しく詰め、人形用防虫剤を入れて梱包してください。防虫剤は、直接人形に触れないように箱の隅などに入れてください。
また、鯉のぼりは洗濯しますと色落ちとしわの原因となりますので、おやめください。汚れは、ぬるま湯に浸け置き洗いをされることをおすすめいたします。汚れが落ちたら、十分に乾燥させ、畳んで箱に収納ください。
A:
まず大凡の予算を決め、飾る場所のサイズをお調べください。
まず大凡の予算を決め、飾る場所のサイズをお調べください。
鎧兜などは、一見どれも似たように見られがちですが、最近では昔実際あった兜のレプリカなどの、実物に近い商品など個性的な鎧兜がございます。
大将飾りは、やはりお顔を中心に、お好みの造形のお人形をお選びいただくことが一番良いと思います。
いずれも、興味深く見ていただくと時代によって作り方や形などの特徴があります。また、武将の生き方からその武将の鎧兜を選んでいただくのもいいかもしれません。
お子様が大きくなった時には、そんなお話をしながら一緒に五月人形をお飾りください。ご家族様で武将のお城などに訪れるのも素敵ですね。
A:
鈴木人形では、優しい表情をした子供大将も様々製作し、展示を行っていますので、是非ご覧ください。
鈴木人形では、優しい表情をした子供大将も様々製作し、展示を行っていますので、是非ご覧ください。
鎧兜については、平安時代から鎌倉時代にかけては、戦争いわゆる「いくさ」に使ったものではなく、主としては武将の晴れ着として愛されていたものでした。
当時の鎧は、皮革工芸・組紐・染色・彫金など各分野の第一人者しか作ることのできない、優れた美術工芸品なのです。鎧は晴れの儀式や祭典に着用するもので、色彩も鮮やかで、形も非常に美しく、見るものに感動を与えるような存在感のあるものです。
シンボルとして使われたとしても弓や太刀は攻撃するものであるのに対し、兜や鎧は身にまとって身を守るものです。出世の象徴、またお守りとしてお子様の初節句にお祝いすることは、非常に大きな意味のあることなのです。